スペンド・シフトを読みました。
いま世の中の価値観がかわりつつあることを実感しているので、手にとってみましたがアメリカでは変化がかなりおきていると感じました。
この本の中で印象に残った部分を引用します。
1.借金から貯蓄へという流れが生まれている
2.消費者という概念を捨て顧客と捉えるべきである
3.企業は個人の集まりである
4.世代間の溝が埋まりつつある
5.消費者の厳しい目が市場に変革を迫っている
6.これからのビジネスモデルを支えるのは寛容の精神である
7.消費から創造へと社会の軸足が変化している
8.大きな問題を解決するには小さな発想が求められる
9.アメリカは理念にもとづくイノベーションの新興市場である
10.なにもかもうまくいくはずである
借金の時代は主役がモノであったが、貯蓄の時代に世の中を動かすのは意味である
今はこのような価値観はマイノリティかもしれませんが、
世の中から未開拓な部分が減るにつれてこのような価値観が多数派になると思います。
資本主義の得意な部分は欲を刺激することによって発展のスピードが早いことだと思います。
短所は発展の余地が少なくなると、奪い合いが始まるということです。
今の時代はまさに未開拓の部分が少なくなってきているので、奪い合わず足るを知ることが賢明だという価値観への転換点のような気がしています。
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